2014年8月31日日曜日

魔女とマルソー


















謎生物の名前がマルソー。別名monkey cat・・。

彼女らはオーストラリアへ旅立っていきました。彼の地でどんな事件に巻き込まれるのやら・・



魔女の制作3


 パーツが揃い、塗装も完了したらいよいよ組立です。
ちなみに塗装はオスモのエキストラクリアーとノーマルクリアーの2回塗りです。ウレタン混合系の塗料とかも使ったことがあるけど自分にはこれが一番やりやすいです。

関節はゴムロープとワイヤーを併用して繋いでいます。
ゴムロープはアウトドア用の伸びにくいものを。端部の結び目には瞬間接着剤を付けてほどけないようにしています。



球体関節は可動の自由度が高いのがいいのだけれど、 ゴムだけだとポーズを固定しにくいのでワイヤーを差し込んでるわけです。


イラストの通り、メガネもちゃんと作ったんですけどね。合わせてみたらイマイチだったのでなしにしました。。


 こちらは魔女の付属物になる寄木。
魔女っ子には謎生物が付き添っているのがセオリーなので。。

なんなんだお前は・・。

2014年8月25日月曜日

魔女の制作2

 頭部の制作。髪の毛と一体になるよう寄木して削り出し。
途中で目も埋め込んで仕上げています。



 コートの中のボディ部分の制作。
このあたりから余裕がなくなって写真がほとんどない・・。



 靴の制作。
パーツを組み合わせ、靴底を張っています。



 腕部分のパーツ。
3分割にして肩、肘、手首が動くようにしています。



 魔女の記号でもあるトンガリ帽子。
トンガリをどうしても曲げたかったので無理やり分割して角度をつけました。



 パーツ全景。
頭には三つ編みが付きました。小さなパーツですが針金を仕込んでるので自然な動きをつけることができます。



 魔女のもう一つの記号、杖。
放射状の溝は、小型のハンドグラインダーを固定するベースを作り、旋盤のインデックスを活用して掘っていきました。



魔女の制作1

最近ずっと紹介していなかったので、もう人形作るのやめたの?と思われてるかもしれませんが・・
少ないながらも製作は続けています!

今回作ったのはまたまた魔女の人形。魔女はこれで3体目ですが作る度に大変になっていくような・・。

作ることになったきっかけは今年の春に行ったオーストラリアのウッドターニングのイベントで僕の人形を見たという方からのメール。

人形作りは手間と時間が掛かりすぎてそれで商売はとてもできないので自分の趣味と技術アップと割り切って節目節目に作るようにしています。


人形を作るときは最初に簡単なイラストを描いてその寸法に合わせて加工していきます。
絵は下手なので全体のバランスの確認に使い、あとは実際に作りながら微調整しています。







コート部分の寄木をしてます。細かい計算はしてませんが、大雑把な図面で寄木の位置と角度を決定しました。


寄木して八角形に落としたところ。さらに穴を開け、ポケットになるパーツを埋め込みました。



旋盤で削っていくとこんな感じのラインが出てきます。




内側も削っていきます。パープルハートは堅くてたいへん!



厚みを薄く均一に削らないといけません。後で切り離す部分に穴を開けて厚みの確認をしながら慎重に掘っていきました。



旋盤で加工したあと、コートの前部分を切り離して仕上げました。
このコートの色分けがやりたいがための寄木だったのでした(笑)



襟、スカーフ、首のパーツを作って取り付け、ようやくコートの完成です。



2014年8月20日水曜日

長野イベント終了

ヘブンスそのはらでのイベントが終わり、帰ってきました。

9日間のイベントでしたが、台風の影響もあり、天気には恵まれませんでしたが久しぶりの遠出を楽しんできました。


わずかでしたが晴れた日は気温もちょうど良くって気持ちよくすごせました。

万華鏡作りのワークショップも多くの人に参加してもらいました。
覗いた先の景色が見えるテレイドスコープタイプの万華鏡です。
写真はお花畑を覗いてみたものです。

サイズの小さな万華鏡ですがレンズを入れているのでクッキリ見ることができますよ。



出発前に作っていたバードコールがこれです。
タマゴっぽいカタチで首から下げられるペンダントタイプにしました。

上下の木を軽くこすり合わせると小鳥の鳴き声みたいな音が出ますよ。
こする力加減やタイミングで結構いろんな音が出せるので楽しいです。

今回は実証できませんでしたが鳥によっては音に騙されて(?)近くまで来ることもあるかも。。

きゅぴきゅぴ鳴らしながら山をハイキングするだけでもなんか楽しいんですよ。





バードーコールは木と木をこすり合わせる摩擦で音を出しているので使っているうちにスベッて音が出なくなることがあります。

そんな時は付属の松ヤニを少しつけてやると音が復活します。

タマゴの上のほうのパーツを引き上げるとこすれる部分の軸が出てきます。

粉末状の松ヤニを綿棒でとり、軸の少し上の方、こすれて線がついている部分にほんの少しつけてください。

あとは何回かすり合わせて松ヤニをなじませてやればOKです。





ヘブンスのイベントは来年の夏もまた参加できたらいいなと思っています。
新しいワークショップのネタ、今から考えないと~




2014年8月8日金曜日

明日から

今週末から長野で9日間のイベントに行ってきます。

冬はスキー場なんですが、夏はハイキングしたりお花畑をみたり、夜は星空を眺めるナイトツアーもやっているそうです。


自然の多い環境でのイベントということで新しいアイテムを作ってみました。
摩擦の音で鳥のなき声みたいに聞こえるバードコールです。

例によって順備がぎりぎりだったので完成品の写真は現地で撮って次回紹介します!














大阪に戻るのは19日の予定です。
台風が気になるけど無事たどり着けるかな・・。