2014年もいろいろありました。
思うように製作できなかったり、相変わらず立ち止まってしまうことも多く、人間的にはあまり成長してなかったりしますが・・
嬉しいこと、たくさんありました。。なんというか素直にこっちの道にきて良かったな、と思います。
ありがとうございます。
来年も何かを作っていきます。
2014年12月31日水曜日
2014年11月3日月曜日
四谷シモン展
先日の土曜日、西宮市の大谷記念美術館で開催されている四谷シモン展にいってきました。
香川県に常設の美術館があって、いつか行ってみたいなあと思っていたところ、関西でシモンドールが見れる!とあって楽しみにしていたのです。
僕が四谷シモンの人形を生で見たのはこれで2回目。10年位前に京都文化博物館での「今日の人形芸術」展でした。美術館であれほど衝撃を受けたのは初めてで球体関節人形を知ったのもその時だったと思う。
作家の人形が一同に会していてどれも本当に素晴らしかったのですが四谷シモンの人形は特に印象深かったのです。
標本的というか、何も主張しない、静かにただそこに在るだけの人形。顔がすごくいい。ちゃんと色を塗って仕上げていない人形の顔でも綺麗で吸い込まれそうになるんです。
人形を作ると作者が必ず投影されると言われます。願望であったり欲望、内面のコンプレックス、はたまた祈りのようなものであったり。
それらをぐちゃまぜにして作るのだけど、完成した瞬間に作者の精神から切り離され、一個の独立した存在として自立する。
そんな人の形をした何か、に言いようのない魅力を感じるわけです。
初期の人形から近作まで、時系列的に変遷を眺めることができて素晴らしい展覧会でした。
眼福眼福・・。
2014年10月24日金曜日
2014年10月21日火曜日
ありがとうございました
先週土日に開催したおもちゃまつり、無事終えることができました。
今年は元職場の同僚達やおもちゃコンサルタントの同期、それにブログをいつも見てくれている方たちなど、沢山来てくれてホントに嬉しかったです。
お越しくださったみなさんに感謝します!
干支のミニチュアも毎年楽しみにしてくれている人がたくさんいてくれて、同じ場所で続けることの意義を噛みしめました。
なんというか今までは世間的に真っ当なものを作らねばならない、っていう強迫観念じみたものがあったのですが、今回いろんな人と話してくなかで、多少変なものを作っても案外大らかに受け止めてくれるのかも?と少しだけ肩の力が抜けたような気がします。
やっぱりどこまでいってもその時その瞬間に自分がいいと思えるものしか作れないわけで、それを素直に表現すればいいんではないかと思ったのでした。。
まだまだ迷走は続きますが次はどんな場所にたどり着くのか楽しみにしながら歩いていきたいと思います。
2014年10月17日金曜日
おもちゃまつり
毎年恒例になっているミニチュアの干支シリーズ、来年のひつじが完成しました。
ひつじの品種のメリノとサフォークをイメージしてみましたが雰囲気でているでしょうか。。
いままでのミニチュアシリーズも数は少ないですが種類はなんとか揃えました。
今週末の土日に開催される東京おもちゃまつりで販売します。
出店場所は3階エレベーターホール。ジョイライフワークスさんとの共同出展です。
みなさまのお越しをお待ちしております!
2014年8月31日日曜日
魔女の制作3
パーツが揃い、塗装も完了したらいよいよ組立です。
ちなみに塗装はオスモのエキストラクリアーとノーマルクリアーの2回塗りです。ウレタン混合系の塗料とかも使ったことがあるけど自分にはこれが一番やりやすいです。
関節はゴムロープとワイヤーを併用して繋いでいます。
ゴムロープはアウトドア用の伸びにくいものを。端部の結び目には瞬間接着剤を付けてほどけないようにしています。
こちらは魔女の付属物になる寄木。
魔女っ子には謎生物が付き添っているのがセオリーなので。。
2014年8月25日月曜日
魔女の制作2
頭部の制作。髪の毛と一体になるよう寄木して削り出し。
途中で目も埋め込んで仕上げています。
コートの中のボディ部分の制作。
このあたりから余裕がなくなって写真がほとんどない・・。
靴の制作。
パーツを組み合わせ、靴底を張っています。
腕部分のパーツ。
3分割にして肩、肘、手首が動くようにしています。
魔女の記号でもあるトンガリ帽子。
トンガリをどうしても曲げたかったので無理やり分割して角度をつけました。
パーツ全景。
頭には三つ編みが付きました。小さなパーツですが針金を仕込んでるので自然な動きをつけることができます。
魔女のもう一つの記号、杖。
放射状の溝は、小型のハンドグラインダーを固定するベースを作り、旋盤のインデックスを活用して掘っていきました。
魔女の制作1
最近ずっと紹介していなかったので、もう人形作るのやめたの?と思われてるかもしれませんが・・
少ないながらも製作は続けています!
今回作ったのはまたまた魔女の人形。魔女はこれで3体目ですが作る度に大変になっていくような・・。
作ることになったきっかけは今年の春に行ったオーストラリアのウッドターニングのイベントで僕の人形を見たという方からのメール。
人形作りは手間と時間が掛かりすぎてそれで商売はとてもできないので自分の趣味と技術アップと割り切って節目節目に作るようにしています。
人形を作るときは最初に簡単なイラストを描いてその寸法に合わせて加工していきます。
絵は下手なので全体のバランスの確認に使い、あとは実際に作りながら微調整しています。
コート部分の寄木をしてます。細かい計算はしてませんが、大雑把な図面で寄木の位置と角度を決定しました。
寄木して八角形に落としたところ。さらに穴を開け、ポケットになるパーツを埋め込みました。
旋盤で削っていくとこんな感じのラインが出てきます。
内側も削っていきます。パープルハートは堅くてたいへん!
旋盤で加工したあと、コートの前部分を切り離して仕上げました。
このコートの色分けがやりたいがための寄木だったのでした(笑)
襟、スカーフ、首のパーツを作って取り付け、ようやくコートの完成です。
2014年8月20日水曜日
長野イベント終了
ヘブンスそのはらでのイベントが終わり、帰ってきました。
9日間のイベントでしたが、台風の影響もあり、天気には恵まれませんでしたが久しぶりの遠出を楽しんできました。
わずかでしたが晴れた日は気温もちょうど良くって気持ちよくすごせました。
万華鏡作りのワークショップも多くの人に参加してもらいました。
覗いた先の景色が見えるテレイドスコープタイプの万華鏡です。
写真はお花畑を覗いてみたものです。
サイズの小さな万華鏡ですがレンズを入れているのでクッキリ見ることができますよ。
出発前に作っていたバードコールがこれです。
タマゴっぽいカタチで首から下げられるペンダントタイプにしました。
上下の木を軽くこすり合わせると小鳥の鳴き声みたいな音が出ますよ。
こする力加減やタイミングで結構いろんな音が出せるので楽しいです。
今回は実証できませんでしたが鳥によっては音に騙されて(?)近くまで来ることもあるかも。。
きゅぴきゅぴ鳴らしながら山をハイキングするだけでもなんか楽しいんですよ。
バードーコールは木と木をこすり合わせる摩擦で音を出しているので使っているうちにスベッて音が出なくなることがあります。
そんな時は付属の松ヤニを少しつけてやると音が復活します。
タマゴの上のほうのパーツを引き上げるとこすれる部分の軸が出てきます。
粉末状の松ヤニを綿棒でとり、軸の少し上の方、こすれて線がついている部分にほんの少しつけてください。
あとは何回かすり合わせて松ヤニをなじませてやればOKです。
ヘブンスのイベントは来年の夏もまた参加できたらいいなと思っています。
新しいワークショップのネタ、今から考えないと~
2014年8月8日金曜日
明日から
今週末から長野で9日間のイベントに行ってきます。
冬はスキー場なんですが、夏はハイキングしたりお花畑をみたり、夜は星空を眺めるナイトツアーもやっているそうです。
自然の多い環境でのイベントということで新しいアイテムを作ってみました。
摩擦の音で鳥のなき声みたいに聞こえるバードコールです。
例によって順備がぎりぎりだったので完成品の写真は現地で撮って次回紹介します!
大阪に戻るのは19日の予定です。
台風が気になるけど無事たどり着けるかな・・。
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